青の魔術師 BlueWizard

脳内垂れ流し駄文日記

ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編

惨劇なんてない。あったのは、悲劇と喜劇。

連続殺人ノベル『ひぐらしのなく頃に』完結編。一気にむさぼりつくした!ネタバレがあるかもなので未プレイの人は注意を。

総合感想:
どこぞの掲示板でこんな書き込みを見た。
ひぐらしのおもしろさってのは…
竜騎士07「ここにおにぎりがあります。中の具は秘密です。さあ食べてみてください」
プレイヤー「ちょwwwこれおにぎりじゃなくてお稲荷wwwでもうめえwww」
みたいなもんだと。
つまり推理モノとしては破綻している点もあるけど極上のエンターテイメントである、ということだろう。
まさにそのとおりかと。いろいろ言いたいこともあるが、究極的には「おもしろかった!」の一言に尽きる。「もっとやっていたかった!」
しかし祭りは終わる…

祭囃しの感想:
今回のひぐらしは、今までの7話を踏まえ、ルールX・Y・Zを打ち破り、誰も死なない理想の昭和58年6月の物語にすること。反則技オンパレードでサイコロの目を6にし続けるのだwww
今までなす術もなくやられていたルールYに対し、入念な準備をし対抗する。数々の障害を乗り越え勝利へ邁進していく姿は熱い!爽快♪敵側の背景もわかっていくし、なんか気持ちいいものがあった。一気に読み進めた。
赤坂強えeeeeeeeee!
あ、ファウスト 2005 WINTER Vol.6 SIDE-A・SIDE-Bに掲載されてる竜騎士07の小説「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段と踊る」を読んでおくとさらにおもしろくなるぞ。

問題点:
俺はおもしろければ何でも許す!
けど超常現象に頼りまくりってのは推理モノとしてはどうなのよ…
初めっから推理とか言わずエンターテイメントだと宣言してれば批判はもっと少なかったんじゃないかな〜。
まあおもしろかったから無問題YO!

音楽:
エンディングにVocal曲がついたよ。BGMもいろんなとこに協力してもらってクオリティ上がりまくり♪

絵:
寛大な心で許してやってくださいw

システム:今回だけはただのノベルゲームではない。ちょっとした選択肢(ってわけでもないが)が存在。理想の昭和58年6月を作るため、設置されたTIPSを正しい順に選んでいく。そして最終シナリオへ。といったモノに。
正直ちと面倒だった。ミスを多くするとBADとかいう話もあったのでSAVE・LOAD繰り返した。真相は知りません。これから調べます。
後Nscript遅いしそろそろやめない?

残念ながら祭りは終わった。心地よい余韻に浸りつつ…。そろそろ現実に帰らなきゃね…やだなあ。